こんにちは、GERMAN HOUSE株式会社です。
私たちは主にドイツから建材を輸入し、販売しています。
耐久性能、メンテナンス性能、環境性能などにも優れた製品を厳選しています。
そのような優れた製品を製造するドイツの建材メーカーって、どんな会社だと思いますか?
ここでは3つの共通する特徴をお話します。
1.一つのものを作り続けている
私たちはドイツから、断熱材、木製窓、雨樋、瓦、ペイントなど、様々なものを輸入しています。
そして各製品を、断熱材メーカー、窓メーカー、雨樋メーカー…と、それぞれ別々のメーカーから取り寄せています。
断熱材メーカーなら断熱材だけを製造する、というのがドイツのメーカーの基本的なスタンスだからです。
消費者目線で考えると、取扱商品のジャンルの多い方が選択肢が多くて魅力的に見えたりするものですが、彼らは一つのものを作り続けています。
その根底には「突き詰めるなら、一つのことしかできない」という考えがあるようです。
ものごとを極めるためには、それだけたくさんの時間を費やす必要があります。
取り扱う対象が増えると、それだけ一つのものにかける時間は短くなってしまいます。
一つのものをずっと追究してきたからこそ生み出せる、信頼できる品質があります。
例えば木繊維断熱材ECOボードのメーカーGUTEX社では、約90年間も木の断熱材を作り続けています。
すでに最も高品質な製品なのですが、日々研究を重ね、断熱材のジョイント部分の凹凸加工も進化し続けています。
2.社歴が長い
木繊維断熱材ECOボードのメーカーGUTEX社は90年間、木の断熱材を作り続けています。
私たちが取引している他のメーカーも90年以上続いているものが多く、中には200年以上も続く老舗メーカーもあります。
3.家族経営で続いている
3つ目の特徴は、家族経営でずっと続いている会社が多いことです。
家族経営における
創造者の意志を現在まで受け継いでいる
だからこだわり続けられる
一つの分野を突き詰めていける
といった長所が、ドイツの建材メーカーの「一つのものを突き詰めていく」経営スタイルに良い影響をもたらしていると考えられます。
まとめ
一つのものを作り続けていて、社歴が長く、家族経営である。
これがドイツの老舗建材メーカーに共通する3つの特徴です。
一つのものを突き詰め、作り続ける、何年も…。
ドイツのメーカーたちのやっていることは、とてもシンプルなことでした。