10月29日、木繊維断熱材 ECOボードを施工した高性能賃貸住宅BaumRoomの見学会を行いました。
本日は、いつもお世話になっている建材店さんと工務店さんが来社されました。
まずはじめに、BaumRoomを見学していただきました。
この現場では60分準耐火構造をつくるために、外壁には厚さ60㎜の木繊維断熱材 ECOボードが施工されています。
木は燃えると表面が炭化し、それが防火層となって、燃えにくくなります。
木からできた断熱材ECOボードもそれと同じ理由で火に強く、60㎜のECOボードを張るだけで、60分準耐火構造をつくることができます。
そして、木繊維断熱材 ECOボードは火に強いだけではありません。
外観からすぐに確認できるのは、外壁の汚れが非常につきにくいという特徴です。
モルタル仕上げでも汚れにくい秘密は窓にもあります。内付けの窓に、外壁より外側へ飛び出る水切りを付けることで、汚れた雨水が外壁を直接伝わって流れることを防ぎ、外壁の汚れを防止します。
弊社裏に並んでいるECOボードを使って建てられた住宅は、10年以上経った今も綺麗な外壁を保っています。
そして、ECOボードはさらにその先の性能も持ち合わせています。それは、張り増しして断熱性能を向上できるという性能です。
近い未来、日本においても省エネ基準が厳しくなっていきます。その際に、既存の壁の上から直接ECOボードを施工し、断熱性能を向上させることができます。あとは張り増しして壁が厚くなった分、窓の水切りを長いものに取り替え、モルタルで仕上げるだけです。
これも、内付けの窓だからこそできること。
ドイツの住宅と同じこの内付け窓のスタイルは、とても理に適っているのです。
ECOボードの採用を検討されている皆様
百聞は一見に如かず、ECOボードの展示場を体感してみたい皆様
今の日本の建築に疑問を持っている皆様・・・
当てはまる建材店さん・工務店さんはぜひ一度、GERMAN HOUSEの研修会にご参加ください。
ホームページからお申し込みいただけます。
https://www.germanhouse.co.jp/onlineform/